FIRE計算機

FIRE関連の記事を投稿します

家電量販店での最近買ったもの

家電量販店に行くと、毎回目新しいものが発見できて楽しいです。12月はボーナス月で久しぶりに何か試してみるかということで、小物を3つ買ったので紹介します。

elecomの65%サイズのゲーミングキーボード VK200T

  • 購入した理由

キーボードを30個ほど試して決めました。購入条件は、あまり打鍵音がうるさくない(青軸以外)、初めてのゲーミングキーボード購入なので1万円以内、場所を取らないの条件で選びました。

  • 感想

しっかり押した感触があるのは気持ちいいです。静かな場所で試すと、大きいBGMが鳴っているお店で試した時より打鍵音が大きく聞こえました。

panasonicの単3、単4の充電式電池と充電器セット

  • 購入した理由

無線マウス用に電池が必要で買いました。これまでは使い捨て電池を使っていましたが、毎回買うのは面倒ですし、捨てるのがもったいないので買いました。

 

sonyのスピーカー SRS-XB23 L

  • 購入した理由

スピーカーを自宅であまり使ったことがなく、1度試してみたかったので買いました。上2つを立て続けに購入して、金銭感覚のリミッターが外れたので買ってしまいました!

  • 感想

スマホの平面的な音より立体感があります。低音の迫力もかなりあるのでグッドです。少しこもって聞こえたので、アプリのイコライザで高音を大きめに設定すると良いかも知れません。音の広がりはハイエンドのものと比べると少ないかもしれません。普段あまり音楽を聞かないので、お蔵入りになりそうな可能性大です。

 

自分はあまり物欲がなく、必要に迫られないと購入意欲が起きないのですが、ガチャガチャみたいに実験的に買うのも悪くなかったです。

また物珍しさを求めて家電量販店に行こうと思います。

 

 

21. リタイアしてお金を使い切る-その1

この記事ではリタイアした後,生きている間に必要な最低の金額を計算します.

作成にあたり

人がいつまで生きるか分からない以上このような計算を行うのは無意味に思うかもしれません.しかしFIREに向けてや,起こるかもしれないリスクに備えて貯めるに貯め,最期にやりたかったことがやれないことが一種のリスクと思ったので、記事を書きました.

 

FIREとの違いは

FIREとの違いは,FIREは退職後にお金を運用して維持(増加)することとし,この記事では退職後にお金を運用しないで完全に切り崩すことを考えます.

 

この記事で考えること

またここではリタイア後の所得が0で,年のインフレ率*1が1%の場合と,2%の場合を計算します.より詳細には次のものを求めます.

年のインフレ率が1%と2%の場合で,リタイアから生きている間の期間と1月当たりの生活費を変化させた時の,生きている間に使い切るのに必要な最低限のお金

 

生きている間に必要な最低限のお金*2

年のインフレ率が1%の場合

例1. 生活費が14万円で,40才にリタイアし80歳まで生きるとした時に必要な最低の金額は8213万円となります.(40年の黄色の棒)

例2.生活費が10万円で, 30才にリタイアし80歳まで生きるとした時に必要な最低の金額は7736万円となります.(50年の赤色の棒)

 

年のインフレ率が2%の場合

例1.生活費が8万円で,60才にリタイアし80歳まで生きるとした時に必要な最低の金額は2333万円となります.(20年の青色の棒)

例2. 生活費が12万円で,50才にリタイアし80歳まで生きるとした時に必要な最低の金額は5842万円となります.(30年の灰色の棒)

最後に

2020年の日本の平均寿命が男性が80歳,女性が85歳前後なため60歳で退職し年金や所得がなく, お金を運用をしない場合は上のグラフの20年と30年の棒線が参考になるかもしれません.

ここでは早○にする場合を考えていません.次回は国民年金や厚生年金がある場合を考えたいと思います.またお金を運用しながら切り崩す場合も考えたいと思います.

 

*1: 一般的な物価の上昇が継続する状況

*2:計算式:xを貯金,yをリタイアしてから生きている間の期間,zを生活費(/月),pをインフレ率(%)とすると,
x = z*12+z*12*(100+p)/100+…+z*12*{(100+p)/100}^(y-1)
   = z*12*{1-((100+p)/100)^y}/{1-(100+p)/100}

2. サイドFIREに必要なお金

この記事ではサイドFIREに必要なお金を計算します(前記事に引き続きライフイベントにおけるあらゆる可能性を度外視しています.).

1. FIREに必要なお金 - 計算機

サイドFIREとは

FIREが資産収入のみから生活費を得ることに対し,サイドFIREとは資産収入と労働収入を組み合わせて生活費を得ることです*1.

 

本記事の目標

この記事では,どのくらいの資産,収入があれば毎年資産を減らすことなく生活費を得られるかを計算します.より詳細には次のものを求めます.

労働で得られる年収と一月あたりの生活費を変化させた時の,資産を減らすことなく生活できる最低の資産額

 

サイドFIREに必要な資産額

平均利回り4%の場合 *2

例:生活費が11万円で年収が60万円の時にお金を減らすことなく(1年間)生活できる最低限の資産は1800万円となります.(棒がない部分は労働による年収だけで生活費を賄えるという意味です.)

 

生活費に余裕を持たせたい場合のシナリオ

次に生活費に余裕を持たせたい場合のシナリオを考えます.生活費+100万円といったシナリオも考えられますが,ここでは平均利回り4%で1.2年分の生活費を得るのに最低限の資産を考えます*3

例:生活費が5万円場合は5*1.2=6万円の生活費がかかるとした場合のシナリオです.

 

利回りが少し保守的なシナリオ

ここでは平均利回りが2%としたときに1年分の生活費を得るのに最低限のお金を考えます*4

 

最後に

利回りが保守的なシナリオは,生活費に余裕を持たせたい場合のシナリオより多く資産が必要な時と,資産が少なくても済む時があることが興味深いです.

*1:諸説あり

*2:計算式:xを資産,yを労働で得られる年収とし,zを一月あたりの生活費とすると,z=(x*0.04+y)/12. ここでy,zを変数とするとx=(12*z-y)*25 (マイナスとなる場合は0とする.

*3:計算式:x=(12*z*1.2-y)*25

*4:計算式:x=(12*z-y)*50

1. FIREに必要なお金

資本主義社会で生活している中で,いくらあればFIREできるのか,つまり資産から得られる収入のみで生活できるのかを計算してみます.

目次

FIREとは

FIREとは「Financial Independence Retire Early」(経済的に自立し,早期リタイアする) の略のことで,

十分に貯めた資産から配当所得,不動産所得などを得てその収益で生活することです.

 

本記事の目標

ここでひとえに生活するといっても,大怪我や親の介護費,結婚,子供の養育費等といったライフイベントに応じてかかる生活費は変わってきます.

また,インフレやデフレといった通貨の価値が変わる場合もあります.

 

しかしここではそうしたライフイベント,通貨の価値の変化等を全て度外視し(笑)

どのくらいの資産があれば,毎年資産を減らすことなく生活費を得られるかを機械的に計算します.より詳細には次のものを求めます.

1年間の平均利回り(%)と1月あたりの生活費(万円)を変化させたときの,資産を減らすことなく生活できる最低の資産額(万円)

FIREに必要なお金

下線部を求めると次のようになります.*1

例:一月あたりの生活費を5万円,平均利回りを4%としたときのFIREに必要なお金は5*1200/4 = 1500万円で5万円の灰色の棒となります.

 

ここで一月あたりの生活費というのは,資産から得られる一月当たりの収入のことと暗に仮定しているので,資産所得から得られる年収も計算できます.*2

資産から得られる年収

例:1000万円で利回りが5%の時,資産から得られる年収は50万円で1000万円の黄色の棒となります.

 

最後に一言

お金は死ぬまでに使い切りたい.

 

lifehacka.hatenablog.com

*1:計算式:xを資産,y(%)を平均利回りとし,一月あたりの生活費をzとすると,z = (x*(y/100) )/12 = x*y/1200となるため,z,yを変数とすると,x = z*1200/y

*2:計算式:上で定式化したx(資産),y(平均利回り)を変数としたときのz(一月あたりの生活費)に12をかけたもの.

つまりz'を資産から得られる年収とすると,z'=z*12=x*y/100